2015年06月18日
天平山プロジェクト
北米曹洞禅は、これまで、鈴木俊隆老師のサンフランシスコ禅センター系、前角老師のホワイトプラム系、そして現在それらを包括するかたちで発展しているSoto Zen Buddhist Associationといくつかの流派に分かれて発展をしてきました。
こうした流派が、カナダに流れていったり、逆に、ヨーロッパで発展した禅文化が北米に流れ込んできたりと、仏教文化の伝播は確実に進んでいます。
こうした諸々の諸派に分かれている世界の禅仏教各流派の僧侶が禅の僧侶としての素養を身につけられる修行の道場として、天平山という道場がオークランドに建設さられており、その最初の建物となる僧堂の上棟式があり、今回参加をさせていただきました。
アメリカ人の間で、アメリカ文化の中で発展し続ける禅仏教組織と、その発展を認知しながら伝統文化に基づきコミュニケ―ションを図ろうとする日本の組織。
その間には、社会や文化、価値観といったものの違いが何重にも重なってあり、異文化間の現象としてみたときに、これほど興味深いケースは他に見たことがありません。
関わる人たちは、誰もがそれぞれの思いや意図、方向性や希望をもっており、そこからどのような対話が生まれ、どのような現象が起きていくのか楽しみでしかたがありません。
いずれにせよ、今のこの時代が、アメリカ仏教史のなかで後世の人たちによって語られる時代となることは間違いないように思います。
壮大な文化の伝播の流れに、通訳として関われることはこの上なく有り難いことであるといえます。
こうした流派が、カナダに流れていったり、逆に、ヨーロッパで発展した禅文化が北米に流れ込んできたりと、仏教文化の伝播は確実に進んでいます。
こうした諸々の諸派に分かれている世界の禅仏教各流派の僧侶が禅の僧侶としての素養を身につけられる修行の道場として、天平山という道場がオークランドに建設さられており、その最初の建物となる僧堂の上棟式があり、今回参加をさせていただきました。
アメリカ人の間で、アメリカ文化の中で発展し続ける禅仏教組織と、その発展を認知しながら伝統文化に基づきコミュニケ―ションを図ろうとする日本の組織。
その間には、社会や文化、価値観といったものの違いが何重にも重なってあり、異文化間の現象としてみたときに、これほど興味深いケースは他に見たことがありません。
関わる人たちは、誰もがそれぞれの思いや意図、方向性や希望をもっており、そこからどのような対話が生まれ、どのような現象が起きていくのか楽しみでしかたがありません。
いずれにせよ、今のこの時代が、アメリカ仏教史のなかで後世の人たちによって語られる時代となることは間違いないように思います。
壮大な文化の伝播の流れに、通訳として関われることはこの上なく有り難いことであるといえます。
Posted by Gyokei Yokoyama at
02:45
2015年06月09日
北米における活動記録2015年6月7日
昨日、ロングビーチ仏教会のファンドレイズが終わり片づけがやっと済みました。
今年は、他の組織との関係強化をとにかく目的として動いています。
ロングビーチ仏教会の住職としての活動に加えて、徐々に仕事の範囲が拡大してきました。
① 曹洞宗北米総監部 書記 (翻訳・通訳)
② 禅宗寺 禅の友・仏心 英訳
③ ロサンゼルス仏教連合会 書記
④ ロングビーチ日本語学校 非常勤講師
⑤ ロングビーチ地区 障がい者 医療補助通訳
ロングビーチ仏教会そのものが曹洞宗を敬遠しているという実情があるなかで、曹洞宗寺院の補佐をする立場に立つということが今後どう影響してくるか気になるところですが、今はあまり考えず、それぞれの組織にプラスになるよう工夫することに専念するしかありません。
日本語学校についても、夏季コースを経て、あたらしい学年が始まる9月からは担任を頼まれています。仕事のバランスを考えつつ、こちらもロングビーチ仏教会の復興に少しでも繋げていけたらと考えています。
まだ、正式な住民権すら得ていないというのに、頼まれることが徐々に増えてきました。
主たる責任は、ロングビーチ仏教会の復興にあることと、アメリカ的な発想かもしれませんがとにかく自分の家族であることを念頭におきながら、これらの活動から得られる人脈や経験などをうまく活かしていかなければなりません。
今年は、他の組織との関係強化をとにかく目的として動いています。
ロングビーチ仏教会の住職としての活動に加えて、徐々に仕事の範囲が拡大してきました。
① 曹洞宗北米総監部 書記 (翻訳・通訳)
② 禅宗寺 禅の友・仏心 英訳
③ ロサンゼルス仏教連合会 書記
④ ロングビーチ日本語学校 非常勤講師
⑤ ロングビーチ地区 障がい者 医療補助通訳
ロングビーチ仏教会そのものが曹洞宗を敬遠しているという実情があるなかで、曹洞宗寺院の補佐をする立場に立つということが今後どう影響してくるか気になるところですが、今はあまり考えず、それぞれの組織にプラスになるよう工夫することに専念するしかありません。
日本語学校についても、夏季コースを経て、あたらしい学年が始まる9月からは担任を頼まれています。仕事のバランスを考えつつ、こちらもロングビーチ仏教会の復興に少しでも繋げていけたらと考えています。
まだ、正式な住民権すら得ていないというのに、頼まれることが徐々に増えてきました。
主たる責任は、ロングビーチ仏教会の復興にあることと、アメリカ的な発想かもしれませんがとにかく自分の家族であることを念頭におきながら、これらの活動から得られる人脈や経験などをうまく活かしていかなければなりません。
Posted by Gyokei Yokoyama at
00:05